白瀬の怖い話

【白瀬怪談】着物の訪問者

これは私が伯母から聞いた話です。 その日伯母は、家で一人留守番をしていました。 当時小学生だった伯母は、今で宿題をしていました。 ピンポン 呼び鈴がなりました。 「留守番をしている間は、誰がきても出なくていい」と祖母からは言われていました。 引…

【白瀬怪談】小さな男の子

小学生の「私」が夢で見た、男の子のお話。 私が小学五年生の夏の出来事です。 暑い夏の日差しの中、小学校での授業を終えた私は、家へ向かって田舎道を一人歩いていました。 夕方だというのに、今にも陽炎が踊り出しそうな、そんな蒸し暑さでした。 私は両…